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※ネットでは、被曝によって鼻血が出ることは無い(鼻血が出たと書くのも不適切)というのが「定説」ですので、あえて「デマ」と表記しています。
参議院議員の川田龍平氏が以下のようなツイートをしていたので、調べてみた。
「国会」「鼻出血」or「鼻血」で検索すれば、当時、野党であった自民党議員の被災地における「鼻血」についての真摯な国会質疑が存在します。参議院では「鼻血」の事実はすでに問題になっていました。北海道へ自主避難した宍戸隆子さんの参考人質疑も。http://t.co/nvneP1n93Y
— 参議院議員 川田龍平事務所 (@KawadaOffice) 2014, 5月 9
国会での「鼻血」に関する質疑(放射能メモ)を元に、国会会議録検索システムで検索すると、放射能メモで引用されている箇所が見つかる。
大きな不安はないというふうにおっしゃっていますが、ほかの県南の地区も、これ、保健便り、ちょっと持ってきました。ある小学校の、県南の小学校の保健便りです。
四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血、これ鼻血ですね、順に多くということ、これ結果で出ているんですね。これ、県南でもやっぱりこういう症状が出ると心配になるんですよ。それにどういうふうに、本当に不安はないと言えますか。
そういった状況で、官房長官は、人体に影響がないということを繰り返し発表をしておりました。
この前、予算委員会でも紹介させていただきました保健便り、ある県南の、宮城県の南部の学校、小学校が出した保健便りの一節ですね。ちょっとまた読ませていただきます。保健室の利用状況についてでございます。
四月から七月二十日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数四百六十九名が利用しました。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血の順に多く、鼻出血というのはこれ鼻血のことですね、外科症状では擦り傷、打撲、虫刺されが順に多かったということで書いてありますが、平野大臣、この事実もう一度、どのようにお考えになりますでしょうか。
国、東電は、止める、冷やす、閉じ込めると言い張って絶対に安全だと言ってきた結果がこれで、我々は住むところも追われてしまった。放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊しているのです。私は脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べられないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策もないし、明確な検査もないという。本当に重い発言だと思います。
具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それを診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかということです。
山谷えり子氏なんかは、毎日、鼻血が出ているそうです。大変だ。
2014 05 11 | 固定リンク