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2008.02.07

弁護士がワーキングプアなら、税理士・行政書士もワーキングプアか?

たまたま、寺本ますみ弁護士による「弁護士のため息」というblogの「弁護士と市場原理と過疎地問題」という記事を読んだ。この記事によると、


  • 弁護士がゼロワン地域に行かないのも、都市部に集中するのも、市場原理によるもの
  • ワーキングプア弁護士が加速度的に増え(中略)著しくモチベーションも低下して、冤罪事件や弁護過誤事件も多発し社会的信用を失うことにもなりかねない

らしい。

この記事の趣旨は、弁護士会の姿勢を批判したものであるから、要するに「内部の揉め事」に過ぎないのだが、外部から見ると、単に「既得権者の甘え」にしか見えない。そもそも、弁護士の増員が「増員することによる質の変化」を目指したものであるならば、その前後における「市場原理」は、見た目は同じ単語であるが、中身は全く別物である。オーバーフロー前の市場と、オーバーフロー後の市場が同じであるはずが無い。この質の変化を見逃して、「実にすっきり」しているようでは、本業の方は大丈夫かと心配になってくる。

ところで、弁護士というのは、資格的には非常に恵まれた職業だ。士業というのは、他にも弁理士や司法書士、税理士、行政書士などがあるが、弁護士であればここに挙げた士業は全て兼ねることが出来る(厳密に言うと、司法書士だけは違う)。法的には、弁護士であれば、自動的に税理士の仕事を行っても良いのである(ただし、税理士会に登録料を支払う必要がある)。また、税理士は行政書士になることも出来るから、弁護士、税理士、行政書士に関しては厳然たるヒエラルキーが存在する(下図)。つまり、弁護士としての仕事が無ければ、税理士や行政書士の仕事をやれば良いだけなのだ。もし仮に税理士は専門的な知識が必要ということであれば、行政書士は弁護士の仕事のサブセットなので全く問題ない。行政書士の試験科目を調べると、「憲法、民法、行政法、商法」だから、せいぜい勉強するとしても行政法だけだ(普通、弁護士は行政も相手にするから勉強の必要は無いだろう)。
20080207_2

ということは、ワーキングプア税理士や、ワーキングプア行政書士が加速度的に増えていない限りは、ワーキングプア弁護士が加速度的に増えるはずが無いのである。これが、「弁護士が増えると、行政書士の皆さんの仕事を奪って申し訳ない」という主張ならば分からないでもないが、どうもそういうことでは無いらしい。現時点において、ワーキングプアなんて言っているのは、能力が無いか、仕事のバランスが悪い(それも能力のうちと言える)だけだ。「タクシー運転手がワーキングプアで、過労運転で事故多発」などと言ってるのとは、内容が違いすぎる。

弁護士のゼロワン地域を解消というのも、それは最低限のラインであって、その上でどうするかが求められている。弁護士法人制度や、弁護士の広告規制の撤廃というのも、要は「市場原理」のために導入されたものであり、増員に反対するくらいなら、広告自由化に反対すべきでは無いのか?なんでもかんでも市場原理というわけにも行かないが、弁護士の増員問題は、せいぜい「特権が減って、これから大変だね」レベルのように思える。少なくとも、ワーキングプアは違うだろう。

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受信: 2008/02/08 0:09:02

コメント

トラックバックありがとうございます。
>オーバーフロー前の市場と、オーバーフロー後の市場が同じであるはずが無い。この質の変化を見逃して、「実にすっきり」しているようでは、本業の方は大丈夫かと心配になってくる。

「弁護士がゼロワン地域に行かないのも、都市部に集中するのも、市場原理によるもの」という中殿弁護士のご意見を読んで「実にすっきり」したと述べたことを指しておられるのでしょうか。
 しかし、私はどうもあなたのように頭がよくないようですので、ご趣旨が理解できません。
 ただ「弁護士がゼロワン地域に行かないのも、都市部に集中するのも、市場原理によるもの」であること自体は否定されてはいないようですね。
 
>士業というのは、他にも弁理士や司法書士、税理士、行政書士などがあるが、弁護士であればここに挙げた士業は全て兼ねることが出来る(厳密に言うと、司法書士だけは違う)。
 
 随分と弁護士をかいかぶって下さっていますね。
しかし、これでは、弁理士、税理士、司法書士の方々に大変失礼でしょう。資格があるということと、実際にその分野の仕事ができるということとは違います。
 あなたのご主張なさる弁護士参入をどうみられるか、一度これらの士業の方々のご意見をお聞きになってみたらどうでしょう。

>弁護士法人制度や、弁護士の広告規制の撤廃というのも、要は「市場原理」のために導入されたものであり、増員に反対するくらいなら、広告自由化に反対すべきでは無いのか?

 弁護士法人制度も広告自由化も、増員反対の弁護士が望んだものではありません。
 但し、私は、前の記事でも書いたように、市民のニーズに答えるには一定の広報活動や取扱分野・報酬基準等の公開は必要だと考えます。
 
>なんでもかんでも市場原理というわけにも行かないが、弁護士の増員問題は、せいぜい「特権が減って、これから大変だね」レベルのように思える。少なくとも、ワーキングプアは違うだろう。

 関西毎日放送の年俸200万円(おそらくその中から年40万円程度の弁護士会会費を負担している)で就職せざるをえなかった新人弁護士はワーキングプアではないということですかね。
 資格を持っているだけでは弁護士も直ぐに仕事ができるわけではなく、依頼があるわけでもありません。一定期間のオンザジョブトレーニングが必要です。ロースクールでも研修所でも教えてくれないこともあるのです。

>弁護士の増員問題は、せいぜい「特権が減って、これから大変だね」レベルのように思える。

特権って何のことですかね。
 収入のことでしょうか。
 一定の資格を持って専門家として働く人間(典型的なのは医師)がある程度有利な収入を得ること(最近はサラリーマンの平均収入よりちょっとばかり上という程度でしかありませんが)はそんなに批判されなければならないことなんでしょうか。

投稿者: M.T. (2008/02/08 0:26:30)

>一定の資格を持って専門家として働く人間がある程度有利な収入
>を得ることはそんなに批判されなければならないことなんでしょうか。

弁護士の資格を持った人は、一般の仕事が出来ず弁護士業でしか飯が食えないということは無いでしょう。そうすると、弁護士の資格を取ったからには、弁護士の仕事だけで食えるだけの収入を保証出来るようにする必要はどこにあるのでしょうか?

投稿者: naos (2008/02/08 8:31:42)

>弁護士の資格を持った人は、一般の仕事が出来ず弁護士業でしか飯が食えないということは無いでしょう。そうすると、弁護士の資格を取ったからには、弁護士の仕事だけで食えるだけの収入を保証出来るようにする必要はどこにあるのでしょうか?

一般の仕事(?)をしつつ副業として弁護士ができるほど、弁護士の仕事は甘くはありません。
 しかし、まだそれならいいのですが、食えなくなった弁護士が何をするか、一般の方々はその怖ろしさを知らないと思います。

投稿者: M.T. (2008/02/08 18:20:59)

そりゃヤクザな・・人権派弁護士なんかが出来上がるんだろうなぁ

投稿者: トリル (2008/02/09 4:10:13)

食えなくなったら何をするかって、まるで不平士族ですね^^;
馬鹿正直な一般人ならば、たとえ食えなくなっても、食えない人間を食い物にはしませんぜ。

投稿者: comet-4 (2008/02/09 17:31:32)

>馬鹿正直な一般人ならば、たとえ食えなくなっても、食えない人間を食い物にはしませんぜ。

食えなくなった弁護士は法的知識があるだけに、「馬鹿正直な一般人」よりもたちが悪いのです(「馬鹿正直な弁護士」なら淘汰されるでしょうが)。
 そして、そういう弁護士は必ずしも淘汰はされません(むしろ繁栄さえしています)。

 一般の方々にはそれを見抜くだけの選択眼が必ずしも備わっていません。医師と違って一般の方々が弁護士とかかわりを持つのは一生に一度あるかないかですからね。

投稿者: M.T. (2008/02/10 19:40:30)

矜持もヘッタクレもありませんなぁ。信念とかプライドと生活を秤にかけてるのは一般人も同じなんですよ。
食えないというアピールは一般人並にする癖に、食うためならその知識を生かして一般人を食い物にすると^^;

投稿者: comet-4 (2008/02/10 23:11:20)

>食うためならその知識を生かして一般人を食い物にすると^^;

 残念ながらそういうケースが増えるでしょう(既に増えつつあります)。
 矜持では食べていけませんから。
 弁護士は悪魔に魂を売ればいくらでも仕事があるのです。
 それがいいとはいいませんが、このままではそういう事態は避けられないでしょう。

投稿者: M.T. (2008/02/10 23:18:33)

追加
 ロースクール出身の新人弁護士は奨学金など数百万円の借金を抱えている者が少なからずいます。また、2010年から司法修習生の給与が貸与制になるため、借金の額が更に加算されます。
 そのような多額の借金を抱えていて、就職ができず、できても2,300万円しか年収が得られないとなると、悪魔の誘惑に負けてしまう人が出てきても不思議はありません。

投稿者: M.T. (2008/02/10 23:33:05)

だったらバッジ返せば?としか言いようがない。汚職やら背任やら、そういうのもあるから皆が皆とは思わないが、悪魔に魂を売るくらいなら別の道を選びますよ。一般人は。
このままでは一般人以上に食えなくなるからというのならわかりますが、食えなくなったら不逞の輩が増えますよなどと、そんな話を持ち出して一般人のどの部分に訴求できるのですか。不安を煽っているだけのように思いますが。

投稿者: comet-4 (2008/02/10 23:49:22)

>一般人のどの部分に訴求できるのですか。不安を煽っているだけのように思いますが。

 不安だけにとどまればいいですがね。

>悪魔に魂を売るくらいなら別の道を選びますよ。一般人は。

善良な方はそうでしょう。
 しかし、世の中、一般人も全て善良ですか?
 一般人の中にも、弁護士の中にも善良ではない人間がおり、そして弁護士の場合そういう方は一般人の場合とは比較にならないほど、一般人に被害を与えるということです。  

 そして、善良ではない一般人が悪魔に魂を売った弁護士を利用して悪事(必ずしも違法とは限らない)を働くこともあることをお忘れなく。 

投稿者: M.T. (2008/02/11 10:34:03)

> 随分と弁護士をかいかぶって下さっていますね。
>しかし、これでは、弁理士、税理士、司法書士の方々に大変失礼でしょう。資格がある
>ということと、実際にその分野の仕事ができるということとは違います。

行政書士の仕事が出来ることは、否定しないのですね。
まあ、弁護士資格持ってて行政書士の仕事が出来ませんって、どこの素人以下だって感じがしますからね。
食えないなら、行政書士の仕事をやれば良いでしょう。

>特権って何のことですかね。
> 収入のことでしょうか。

ご自分で書いてますよね。
弁護士が増えると「ワーキングプア弁護士が加速度的に増え(中略)著しくモチベーションも低下して、冤罪事件や弁護過誤事件も多発し社会的信用を失う」って。
つまり、これまでは「国が弁護士の数を制限する」ことで、「モチベーションを国に高めてもらい」かつ「社会的信用を失わないよう担保」してくれるという「特権」があったわけです。

信用は、本当なら個人の属性にもかかわらず、これまでは弁護士というだけで信用され、そのバッジ効果だけで食べて行けていた人も多くいたわけです。自由主義的側面が多くなれば、当然、信用というか能力の無い弁護士は淘汰されていきます。淘汰されないと思っているのは、単に自由主義もしくは民主主義が嫌いだからに過ぎないでしょう。一般の方々は、良い政治家を見抜く眼は持っていませんが、長い眼で見れば、悪い政治家は淘汰されます。

>食えなくなった弁護士が何をするか、一般の方々はその怖ろしさを知らないと思います。

たぶん、M.T. さんが知らないだけで、食えなくなった「ハッカー」が何をするか、弁護士よりも怖ろしいと思いますよ。

投稿者: Beyond (2008/02/11 12:11:08)

>食えないなら、行政書士の仕事をやれば良いでしょう。

逆に行政書士が弁護士の仕事をしているケースの方が多いのではないでしょうか(一部に弁護士法違反をされている方もおられるようです)。
 行政書士の仕事のみで生計を立てている方は一体どの位の数おられるのかしりませんが、既に行政書士自体が過剰なのでしょう。そして、ブログ主さんの言われるように弁護士が行政書士の仕事をするようになれば、行政書士の仕事が減り、今度は行政書士不要論が出てくるでしょう。
 弁護士が増加することに反対している隣接士業の方が多いことをご存じでしょうか。 
 私は、日本に隣接士業があることを評価しておりますし、その方々がそれぞれの職域で実績を上げてきたことは評価されるべきだと考えています。
 
>つまり、これまでは「国が弁護士の数を制限する」ことで、「モチベーションを国に高めてもらい」かつ「社会的信用を失わないよう担保」してくれるという「特権」があったわけです。

 弁護士人口を一定に制限し、試験、研修、オンザジョブトレーニングによって質を維持することによって、社会的信用を維持してきたと思います。それが「特権」なのでしょうかね。
 なお、競争のみに明け暮れ、仕事をビジネスライクにしか考えれなくなったとき、モチベーションは下がると思います(既にもう多くの若手弁護士のモチベーションが下がっているのを感じます)。

>当然、信用というか能力の無い弁護士は淘汰されていきます。淘汰されないと思っているのは、単に自由主義もしくは民主主義が嫌いだからに過ぎないでしょう。

 規制緩和信奉者、市場原理主義者の皆様が言うことですね。
 本当にそうでしょうか。国民の生命、身体、財産の安全、安心にかかわる分野を全て規制緩和の対象にして淘汰させれば、世の中はよくなるのでしょうか。
 そういうことであれば、いっそ司法試験自体をなくしてしまって、弁護士志望の方々を全て弁護士にして市場で競争させ淘汰されるに任せばいいでしょうに。
 
>たぶん、M.T. さんが知らないだけで、食えなくなった「ハッカー」が何をするか、弁護士よりも怖ろしいと思いますよ。

 ハッカーは明らかに違法行為です。
 そもそもハッカーで食べていこうということ自体が間違いです。

投稿者: M.T. (2008/02/11 13:17:10)

>行政書士の仕事のみで生計を立てている方は一体どの位の数おられるのか
>しりませんが(中略)
>行政書士の仕事が減り、今度は行政書士不要論が出てくるでしょう。

お偉い方々の中でどうかは知りませんが、一般には不要論が多いと思います。
しかし、厳しい競争の中で、新しいアイデアで稼いでいる人はいっぱいいるようです。

行政書士試験は最近難しくなったので、合格者が減っているようですが、それでも弁護士とは比較にならないくらい簡単な資格です。また、専門的な訓練も施されません。ワーキングプアというのは、底辺層から発生するのであって、その底辺層の状況を知らずして「食えない食えない」言っているのは、まるで貴族が「ケーキが食べられなくなる」と言っているようにしか聞こえませんね。

さらに言えば、隣接士業が反対しているかどうかは、「ワーキングプア弁護士が加速度的に増える」ことや「弁護士のモラルが崩壊する」ことと全く関係の無いことです。元の記事の行間には、隣接士業を守るために弁護士数の増加を止めようと書いてあったのですか?

>規制緩和信奉者、市場原理主義者の皆様が言うことですね。

ちなみに、私はどちらかと言うと市場原理主義反対派です。
なぜならば、通常言われる市場原理とは、情報が十分開示されていない「フェアではない」市場原理だからです。

また、普通の市場原理では、意思の決定は完全に市場(人気投票)によって行われますが、弁護士の市場は、そうではないはずです。裁判所や日弁連が、内容を判断したり行状を審査(懲戒請求の場合)します。そのような「規制」がある市場であるからこそ、飽和すればすなわち淘汰されると言っているだけで、通常、市場原理主義で言う市場のみで淘汰されるとは考えておりません。

自分の意見にそぐわないからと言って、悪意のある決め付けをされるのは、人としてどうかと思います。

>ハッカーは明らかに違法行為です。

知らない用語についてコメントするのでしたら、せめて用語の意味を調べてから投稿してください。何が「明らか」なのか、さっぱり分かりません。
http://cruel.org/freeware/hacker.html

投稿者: Beyond (2008/02/11 14:04:30)

>ワーキングプアというのは、底辺層から発生するのであって、その底辺層の状況を知らずして「食えない食えない」言っているのは、まるで貴族が「ケーキが食べられなくなる」と言っているようにしか聞こえませんね。

「底辺層」とは行政書士さんのこと、「貴族」とは弁護士のこと、を指しておられるのでしょうか(随分差別的な用語を使われますね)。そうであれば、抽象的な比喩にとどまらずどういう状況のことを指しているのか具体的に説明して下さい。行政書士の試験が簡単なことと何か関係があるのでしょうか。
 確かに私は現在の行政書士界の実態(ワーキングプアといえるような行政書士がみえるのかどうか等)を知らないので何とも言えないのですが、ブログ主さんはご存じなのでしょうか。

>知らない用語についてコメントするのでしたら、せめて用語の意味を調べてから投稿してください。何が「明らか」なのか、さっぱり分かりません。

「ハッカー」という言葉は多義的に使用されているようですね。しかし、一般には「コンピュータ技術を悪用して他人のコンピュータに侵入・破壊を行なう者を指すことが多い」のではないでしょうか。
 http://e-words.jp/w/E3838FE38383E382ABE383BC.html

投稿者: M.T. (2008/02/11 14:31:30)

追加
>裁判所や日弁連が、内容を判断したり行状を審査(懲戒請求の場合)します。そのような「規制」がある市場であるからこそ、飽和すればすなわち淘汰されると言っているだけで、通常、市場原理主義で言う市場のみで淘汰されるとは考えておりません。

ということは、裁判所と日弁連が「能力がなかったり違法行為や倫理違反の行為をする弁護士」を排除できるから、弁護士を飽和させても淘汰される、ということですね。
 しかし、そのうちに日弁連は過剰増員により巷に溢れかえった弁護士を一人一人監督する能力がなくなるでしょう。また、悪知恵が働き倫理観が鈍磨した弁護士は法をかいくぐることにも長けていますので、裁判所や弁護士会のご厄介になることもなく、一般市民を食い物にし続けるでしょう。
 やがてはそういう弁護士もご用になることもあるかもしれませんが、そのときは時遅し、市民に大きな被害が及んでいるかもしれません。そして、弁護士会の信用も失墜し、やがて弁護士自治も崩壊して、法務省の監督を受けることになるかもしれません。そのときには、弁護士はもはや国家権力に対して卑屈になり、刑事裁判や行政訴訟などを手がける弁護士は激減するでしょう。
 以上が最悪のシナリオですが、そうならないことを願っています。

投稿者: M.T. (2008/02/11 14:48:05)

M.T. さんへ
暇に任せてコメントしてくださるのは結構なのですが、せめて暇の一部でも、相手の文章を読むことに使ってください。

>「底辺層」とは行政書士さんのこと、「貴族」とは弁護士のこと、を指しておられるのでしょうか

スクロールして、一番上の記事を読んでください。
わざわざ図まで使って説明しております。

>確かに私は現在の行政書士界の実態(ワーキングプアといえるような行政書士がみえるのかどうか等)を知らないので何とも言えないのですが

知らないのに、「ワーキングプアが問題だ」と記事を書いているのですね。
元々の私の記事のタイトルを読んでください。
そして記事を読み直してください。趣旨が分かりませんか?

>「ハッカー」という言葉は多義的に使用されているようですね。しかし、
>一般には「コンピュータ技術を悪用して他人のコンピュータに侵入・破
>壊を行なう者を指すことが多い」のではないでしょうか。

一般にはそうでしょうけど、私の文章で書いている意味がそうではないことは、文脈から言って明らかでしょう。一般的な用法では意味が通じないことを、疑問に思わなかったのでしょうか?

# ついでに言うと、「ネット上」での一般的用法は、破壊者の意味はありません。
# 破壊者として使用するのは、新聞やテレビだけです。
# そのことは、ネットで「検索」して説明ページを見つけたのでしたら良く分かっているはずですが。

言葉は時と場合によって意味が違うのですから、「一般的な意味ではこうでしょう」などと反論されても意味がありませんし、「明らかに違法行為」などと的外れな反論をされても困ります。

せめて、相手の言わんとすることを読み取ろうとする誠意は無いのでしょうか?

>以上が最悪のシナリオですが、

もはや、妄想の域に達していますね。陰謀論に近いものを感じます。
M.T. さんは、何か勘違いをされているようですが、社会は単一の原理によって動いているのではありません。
裁判所と日弁連のみが淘汰圧力ではありませんし、市場のみが淘汰圧力でもありません。また、現在の市場と、飽和後の市場も別の原理によって淘汰圧力が発生します。

少なくとも、「現在の市場原理で過疎地問題が解決しないんだから、将来の市場原理でも解決しない」というのは間違っているでしょう。

投稿者: Beyond (2008/02/11 16:37:17)

同業者として、M.T.弁護士を弁護させてもらいます。

弁護士が増えると、「食えなくなった弁護士が何をするか、一般の方々はその怖ろしさを知らないと思います」と主張したことに対して、皆様から、「そりゃヤクザな」「矜持もヘッタクレもありませんなぁ」と批判されているようです。しかし、そんなに批判するほどのことでもないと思うんです。

食えない弁護士というのは、良品のサービスを満足に売り込むことが出来ない弁護士です。そんな人が、粗悪品のサービスなら売り込めるのか、少し考えれば分かるはずですよね。せいぜい、事件屋やヤクザのパシリになるのが関の山です。そういった弁護士はこれまでも大勢いましたし、それがこれまでより増えるかどうかは、雇い主たる事件屋などの都合によります。弁護士が増えても、大して違いはないでしょう。

星の王子様は、何故バラが少しも役に立たないトゲを持っているかについて、バラがヤクザだからだなんておっしゃいませんでした。

「うそだよ、そんなこと! 花はよわいんだ。むじゃきなんだ。できるだけ心配のないようにしてるんだ。トゲをじぶんたちの、おそろしい武器だと思ってるんだ」

M.T.弁護士に関しても、無邪気に、食えない弁護士が違法行為することが自分たちの恐ろしい武器だと思っているだけなんだと考えて、王子様のように温かい目で見ていただけないでしょうか?

投稿者: 或る弁護 (2008/02/17 17:25:29)

ちょっと気になったのですけど、税理士や行政書士にしても「良品のサービスを満足に売り込むことが出来ない」と、食い詰めてしまうのは充分あり得る話ではないかと思うのですが。行政書士については『カバチタレ!』の最初の部分で食い詰め行政書士が出てきますし、税理士については(母が受験を考えていたのですが)税務署との繋がりがあるか無いかで繁盛するか否かが決まっちゃうみたいです。だから「ワーキングプア税理士や、ワーキングプア行政書士が加速度的に増えて」いるかは判断できなくても、これらの業界でもワーキングプアは以前から少なからず存在しているって気がします。

とは言うものの、司法や弁護士へのアクセスの高さ・コストの高さをどうするかって議論も無視出来ないのですよね。それなりのサービスを求めるなら相応のコストの負担を覚悟すべき・・・・・医療崩壊と似ている様にも思えます。
#健康保険の様に司法扶助とかがもっと充実すれば好いのかも知れませんけど。

投稿者: 杉山真大 (2008/02/28 21:22:00)

ワーキングプア弁護士が多かったのは、広告ができないため、営業が苦手な人は食えなかったということです。
自由化でかなり改善されるはずです。

投稿者: L (2009/11/16 23:32:02)

6年前の記事か(笑)

非常に知性の高い方々の議論にしては、なんか偏ってないですかね?(笑)資格保有者の開業率の比較、企業内資格業の比較をすれば、昔の弁護士資格取得者の開業率・弁護士事務所の所属率は、医師並。ワープア税理士にならずとも大手企業の経理職等、高い報酬を得られる職はある。企業内弁護士を想定した増員でもあった訳で、弁護士資格を取得したら一定数は企業にお勤めしてくださいね!という意味。ワープア弁護士にならずとも企業で活躍すれば良いのだが、実際、企業内弁護士を必要とする企業は少ないし、顧問で十分という結果になっているだけ。弁護士を一定数、公務員として雇い上げて住民サービスに従事させれば良いのにね。特に若手で就職できなかった弁護士のフォローをしないのはどうなのよ?って思うな。

弊社の顧問弁護士、2つの事務所を使い分けているけれど、やっぱり弁護士も『営業力』だと実感するね(笑)結局、弁護士事務所を案件によって使い分けるが、営業能力が高い弁護士に報酬の高い案件は行き、低いものは逆へ。。。この意味でも市場原理ですね。

投稿者: KO (2015/03/07 18:55:12)

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