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2007.08.20

小倉秀夫弁護士の体験談商法

小倉弁護士の知ったかぶりについて、

「あまりに酷いものについてはGoogle八分をしてくれる場合があります」とのことですが、私は、そのような例を知りません。
と書いたところ、
検索エンジン用データベースからの削除をGoogle社に要請してきました(中略)実際問題として、「あまりに酷いものについてはGoogle八分をしてくれる場合はあるのです。
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2007/08/post_baa3.html
との、お返事を頂きました。

悪マニをご覧になっている方なら騙されないと思いますが、これは、因果関係を無視した非科学的な論法です。

沢山申請したうちの一部が受理されたからと言って、たとえそれが、小倉弁護士の主観による「あまりにも酷いもの」と一致していたとしても、「あまりに酷いから八分された」かどうかに関係ありません。個人的な体験を一般化する種類の詭弁以外の何者でもありません。「実際問題として、幽霊に遭遇する場合はあるのです」と言っているのと同じです。

仮に、Googleが「あまりに酷いので、八分しました」と返事していたとしても、それが真実かどうかの検証は全くありません。せいぜい言って、Googleの「あまりに酷い」と小倉弁護士の「あまりに酷い」が近いかもしれない(相関がある)とはいえるかもしれませんが、それすらも、Googleの判断基準が公開されて無い上、小倉弁護士の思う「あまりに酷いもの」を「弁護士以外が申請した場合」や「本人以外が申請した場合」の検証がなされてないのですから、全く意味を成しません。

しかし、これによって「あまりに酷い」が小倉弁護士の単なる主観に過ぎず、小倉弁護士は「あるページが、あまりに酷いかどうかは命題である」と主張していますが、現時点においては命題となりえないことが明らかになりました。すなわち、元々の文章にある「あまりに酷いもの」という表現は、いかに客観性を装おうと、小倉弁護士が「あまりに酷いと思った」程度のものでしか無いのです。

これを元に、前回引用した小倉弁護士の主張である

しかし、Googleにもソーシャルブックマークにもノイズをフィルタリングする機能などありません(Googleの場合、あまりに酷いものについては「Google八分」をしてくれる場合がありますが。)
と言う部分を完全な形で書き換えると、
しかし、Googleにもソーシャルブックマークにも『集合知的にノイズと判断されるような情報』をフィルタリングする機能などありません(Googleの場合、『私(またはグーグル)があまりに酷いと思ったもの』については「Google八分」をしてくれる場合がありますが。)
となります。集合知の話をしていたのに、いつの間にか文脈が変わっています。しつこく「文脈依存」だとコメントしているのに、全く理解してもらえません。私は、「集合知の議論」として、あまりに酷い場合のことを聞いていたのですが、小倉弁護士の頭の中ではデフォルトで「オレ=世間」だったようです(このような論調のブログがあった場合、実体は小倉弁護士である場合があります)。

小倉弁護士に言わせると、「一々、『思った』と書かないと『モラルに欠ける』と言われてしまいそうです」などと妙な自己正当化されてしまいそうですが、主語をうやむやにする論法は、インチキ以外の何者でもありません。「誰が」「どのようなプロセスで」判断したのかを明示しないことは、当然「モラルに欠ける行為」でしょう。

なお、小倉弁護士は、まどろっこしいが誤解を生まない正確な言い方の喩えとして、

他人の著作権を侵害した場合には、10年以下の懲役刑が科せられる可能性がある。但し、10年以下の懲役が科せられるのは他人の著作権を侵害した場合に限られないので、10年以下の懲役が科せられたからと言って必ずしもその者が他人の著作権を侵害したとは限らない。その辺を誤解しないように!
というものをあげていますが、著作権侵害と「あまりに酷い」は別の概念ですし、公開法廷で公正に行われている裁判と、Googleの非公開審理では、全くの別物でしょう。どう喩えになっているのか、さっぱり分かりません。

とは言え、私は他人を弁護した経験はありません。小倉弁護士は、様々な弁護経験から「日本の刑事裁判は、Google八分プロセスと、たいして変わらない」と思っているのかもしれません。弁護士会の権威についても当然、「あまりに酷い弁護士については、弁護士会が懲戒処分してくれる場合があります。但し、懲戒処分を受けたからと言って必ずしもその弁護士があまりにも酷いとは限らない。その辺を誤解しないように!」と懐疑的に考えておられるのでしょう。なかなかアナーキーですね。そんなアナーキーな姿勢は、嫌いじゃありませんよ(笑)。

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コメント

>なかなかアナーキーですね。そんなアナーキーな姿勢は、嫌いじゃありませんよ(笑)。

ラーメン屋で話をしましたが、なかなか面白いですよ。

投稿者: 酔うぞ (2007/08/20 9:04:02)

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