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2006.10.25

Web2.0の真髄は、「断片化」

タイトルのWeb2.0に、あまり意味はありません。こんなことは、まあ分かりきったことなんですが、整理するために、メモ的にちょっと書いてみたいと思います。

インターネットでは、あらゆるコンテンツが分割、断片化され、その断片が消費されていきます。革新的なIT企業とは、断片を上手く扱うことが出来た企業のことです。たとえば、ヤフーはホームページ(ウェブサイト)単位の検索でしたが、グーグルによってURL単位の検索に断片化されました。CDは、iTunes Music Storeによって曲単位に断片化されました。TV番組や映画は、YouTubeによってシーン単位に断片化されました。さらに現在、GoogleやAmazonによって、本も断片化されようとしています。

ウェブサイトの断片化は、ブログツールによって加速されました。それまでは、ホームページ作成ツールによる管理の大変さから、ある程度まとまった単位でページが作られていました。ある話題についてのページは、まとめて1ページに書かれ、項目ごとや章ごとに分かれることは、あまりありません。日記についても、日にち単位でページを分けることは稀で、月ごともしくは年毎にページ化され、そこに追加していくと言う形でした。しかし、現在では、日にちもしくはもっと細かい単位でページが作られ、permalinkによって特定されます。それが、ソーシャルブックマークやgoogleによって、断片化されたまま消費されていきます。

次の断片化のターゲットは、時代もしくは時間でしょう。または、利用者の「気持ち」と言っても良いかもしれません。人間は、感情の動物です。同じ人間でも、根っこには同じ思想が流れているかもしれませんが、その時々で、考え方や意見は感情に左右されます。落ち着いたときと、焦っているときでは、情報の受け取り方(処理能力)に大きな差があります。これを断片化でき、楽しいときの検索結果と悲しいときの検索結果の違いに反映できたら、凄いことです。同じ「温泉旅行」を検索したときにも、卒業旅行先を探すときと、傷心旅行では行き先が異なるでしょう。感情の断片化は、クリックする先の解析や、果ては、マウスの動きや目線の動きなどをデータ化することによって行えると考えられます。さらに、心拍数や脳波、ホルモンバランスも利用できるようになるかもしれません。

まあ、感情の断片化は難しいため、その前に時代の断片化があるでしょう。現在の検索では、古いコンテンツも新しいコンテンツも一緒くたに出てきますが、時代の流れを考慮したものに変わるでしょう。たとえば、「バブル期のコンテンツ集合」や、もっと細かく「はてブ衆愚化が、話題になっていた時」とか「~祭り最盛期」とかです。この「時代」は、単なる時間軸ではなく、内容やつながりを考慮して決められます。

他にも、これまで「アトミック(分割不可能)」と思われていたものが、続々と断片化されていくでしょう。バイトルドットコムは、労働時間の断片化を可能にしました。これまで、フリーターと言えども、ある程度の「まとまった期間」でバイトしていたものが、日にち単位や時間単位でバイトをすることが可能になりました。

逆の流れとして、「信用の統合化」が進んでいくかもしれません。簡単に言うと、「この人の言うことは、正しそうだ」と言うのを数値化していくということです。断片化では、ページ単位で「この意見は、正しそうだ」「この意見は、ちょっとおかしい」と判断しなければいけないため、それに疲れた利用者は、ナビゲーターを欲するようになります。このことは昔から言われていますが、単に人気がある「アルファブロガー」とかそういった人間の感覚的なものではなく、ページランクアルゴリズムを発展させた「人間ランク」に様なものになるでしょう。「信用の統合化」と書きましたが、それも一種の「権威の断片化」と言うことかもしれません。

では、なぜ色々なものが断片化されていくのでしょうか。それは、ランチェスターの法則により「敵は分散させ、味方は戦力集中させる」方が有利だからです。敵(自分以外)のコンテンツは、断片化状態でしか扱えないようにし、自らは合併や買収、ポータル化によって戦力を集中していく傾向が強くなるでしょう。団結した労働者は「待遇を良くしろ」とかうるさいですが、フリーターなら悪条件で働かせやすくなります。

このような状態では、大きなものに対抗していくのは、大変な苦労となります。たとえば、グーグルやソーシャルブックマークを批判するにも、批判記事は断片化された状態でしか、ユーザーに届きません。それは「単にユーザーが他の記事を見ないだけ」なのですが、そのようなユーザーを作ったことこそが、革新なのです。

とは言っても、断片化は、所詮ネットの上だけのものです。「体験」を断片化することは、どうやっても出来ません。映画館に一度入ってしまえば、とりあえず最初から最後まで通して見るしかありませんし、移動時間無しに東京ディズニーランドに行くことは出来ません。そこに、断片化に対抗していくヒントがあるかもしれませんし、逆に、まだ断片化されていない未知のビジネスが潜んでいるのかもしれません。

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» 坊農(ぼうのう)さやか:計算どおり有名に。炎上ブロガー from 悪いブログニュース。
問題の番組は「ニュースウォッチ9」って、またNHKですか!って、突っ込みどころがコレだけで満載です(笑 続きを読む

受信: 2006/11/08 16:34:59

コメント

誰か50字以内にまとめて

投稿者: ト (2006/10/26 0:11:00)

「気にしなくても、おk」(10字)

投稿者: Beyond (2006/10/26 1:13:44)

なんか馬鹿っぽい記事ばっかりだな
他人様のこと偉そうに批判する前に、自分でもちゃんと調査してから物言えよ。低脳が。
いかにも女いなそう・・・気持ち悪いよお前。
さっさと氏ね

投稿者: aaa (2006/11/02 15:32:05)

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